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寺生まれのTさんまとめ@オカ板
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142 :1/3:2011/04/06(水) 00:11:30.63 ID:6AFGN86+0
読むとカーブミラーを除くのが嫌になる話
・これは,ある町で実際にあったことだそうです。その中学校でこんな噂がありました。「路地裏にあるカーブミラーを夕方の5時に見ると自分の将来の顔が写る。」という

ものでした。
昔から仲が良かった2年生のAさんとBさんもその話を聞いていましたがAさんはあまり本気にしていませんでした。しかし,Bさんは興味を持っていました。
その日の夕方。突然Bさんは「将来何をしているか見に行く!!」と叫んで一人で下校しました。Aさんは部活の片付けが終わっていなかったので遅れて追いかけました。
すると,そのカーブミラーが立っている路地裏に差し掛かった途端,ものすごい悲鳴を上げながらBさんが走り去っていきました。
「どうしたんだろう?」と思わず声を掛けようとしましたが,Bさんは夕闇の中に消えていきました。

翌朝,Bさんは学校に来ていませんでした。すると,1時間目の授業が突然中止になってみんな講堂に集められました。そして,理事長がとんでもない話をAさん達に聞かせました。
「本日,2年生のBさんが登校中に轢き逃げにあい,たった今運ばれた病院で死亡が確認されました。」
Aさんは耳を疑いました。そして,ところどころですすり泣く声が絶えませんでした。そして,Aさんはこう思ったそうです。
「もしかして,Bが見たのは将来の顔じゃなくて明日死んで無惨に潰された自分の顔だったんだろうか・・・。」
143 :2/3:2011/04/06(水) 00:12:01.91 ID:6AFGN86+0
「それは違うよ」
「え!?」
突然声がしたのでAさんが顔をあげると、目の前にはあのカーブミラーがありました。そう、いつの間にか例の路地裏に来てしまったのです。
ですがそのカーブミラーは真っ暗です。そして血でスマイルマークを描いたような顔が写っています。
「あの子はね、僕に寿命を吸い取られて死んだんだよ」
そうカーブミラーが笑います。
「さて、僕の姿を見ちゃった君の命も吸い取ってしまおうねぇ」
カーブミラーからドロドロの黒い液体が流れ出てきます。それはまるで雨雲のような姿に変化し、Aさんを襲おうとしました。
「そこまででです!!」
その声と共に青白い矢が飛んできました。
そこに居たのは神社生まれで巫女さんのJちゃんです。
「カーブミラーに取りつく悪霊よ!あなたのいるべき場所はここではありません!立ち去りなさい!」
しかし矢を受けた怪物はダメージをまるで受けていません。それどころかJちゃんにも向かっていきます。
「生意気な小娘も殺しちゃおうねぇ」
「そんな…あの弓矢が効かないなんて!!」
jちゃんが立て続けに弓矢を放ちましたが、やはり怪物には聞きません。もうだめかとう時に、

144 :3/3:2011/04/06(水) 00:12:52.80 ID:6AFGN86+0
「破ぁ!!」
「アーメン!!」
二つの閃光が怪物に命中しました。
「やれやれ、危ないところだったな」
そこにいたのは寺生まれで霊感の強いTさんと、教会生まれで神父のKさんでした!
「ぬーん…僕の邪魔をする奴はみんな殺しちゃおうねぇ…」
「黙れ化け物め!!お前の正体はすでに見破っているぞ!!」
Kさんが普段の温厚な正確からは想像もつかないような怒声をあげました。
「その通りだ!!これを喰らえ!!」
そういってTさんは古い手鏡を怪物に向けました。
「さあ、照魔の鏡の力を思い知れ!!」
「ぐわぁぁぁぁ!!」
怪物は薄煙を吐きながら消滅していきました。
「助かりました…あの怪物はもしや…」
「日本では雲外鏡というのでしたね」
「正確に言えば、それを元にして作られた式神だな」
「やはり…兄が…」
「Jちゃん、気を落とすなよ」
「そうですよJちゃん、みんなで頑張って、あの者を神が指し示す正しき道へと戻しましょう」
「御2方…ありがとうございます」
そう決意を新たにする3人を見て、
寺生まれや教会生まれ、そして神社生まれって凄い
Aさんはそう思ったそうです。
後、私って空気だったよねとも思ったそうです。

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143 :2/3:2011/04/06(水) 00:12:01.91 ID:6AFGN86+0
「それは違うよ」
「え!?」
突然声がしたのでAさんが顔をあげると、目の前にはあのカーブミラーがありました。そう、いつの間にか例の路地裏に来てしまったのです。
ですがそのカーブミラーは真っ暗です。そして血でスマイルマークを描いたような顔が写っています。
「あの子はね、僕に寿命を吸い取られて死んだんだよ」
そうカーブミラーが笑います。
「さて、僕の姿を見ちゃった君の命も吸い取ってしまおうねぇ」
カーブミラーからドロドロの黒い液体が流れ出てきます。それはまるで雨雲のような姿に変化し、Aさんを襲おうとしました。
「そこまででです!!」
その声と共に青白い矢が飛んできました。
そこに居たのは神社生まれで巫女さんのJちゃんです。
「カーブミラーに取りつく悪霊よ!あなたのいるべき場所はここではありません!立ち去りなさい!」
しかし矢を受けた怪物はダメージをまるで受けていません。それどころかJちゃんにも向かっていきます。
「生意気な小娘も殺しちゃおうねぇ」
「そんな…あの弓矢が効かないなんて!!」
jちゃんが立て続けに弓矢を放ちましたが、やはり怪物には聞きません。もうだめかとう時に、

144 :3/3:2011/04/06(水) 00:12:52.80 ID:6AFGN86+0
「破ぁ!!」
「アーメン!!」
二つの閃光が怪物に命中しました。
「やれやれ、危ないところだったな」
そこにいたのは寺生まれで霊感の強いTさんと、教会生まれで神父のKさんでした!
「ぬーん…僕の邪魔をする奴はみんな殺しちゃおうねぇ…」
「黙れ化け物め!!お前の正体はすでに見破っているぞ!!」
Kさんが普段の温厚な正確からは想像もつかないような怒声をあげました。
「その通りだ!!これを喰らえ!!」
そういってTさんは古い手鏡を怪物に向けました。
「さあ、照魔の鏡の力を思い知れ!!」
「ぐわぁぁぁぁ!!」
怪物は薄煙を吐きながら消滅していきました。
「助かりました…あの怪物はもしや…」
「日本では雲外鏡というのでしたね」
「正確に言えば、それを元にして作られた式神だな」
「やはり…兄が…」
「Jちゃん、気を落とすなよ」
「そうですよJちゃん、みんなで頑張って、あの者を神が指し示す正しき道へと戻しましょう」
「御2方…ありがとうございます」
そう決意を新たにする3人を見て、
寺生まれや教会生まれ、そして神社生まれって凄い
Aさんはそう思ったそうです。
後、私って空気だったよねとも思ったそうです。

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