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寺生まれのTさんまとめ@オカ板
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373 :本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:22:32.73 ID:mwhtFwyZ0
とりあえず貼ってく

「ぽわうふふ」

あなたはぽわうふふを知ってますか?これは俺がまだリア充だった頃
まだ視力が衰えていなかった俺は友達と外で遊びまわっていた
突然巨大なトンネルがあった トンネルを抜けると雪国だった
白い景色の中に何か黒い動くものが見えた
俺にはまだそれが何かわからなかったので目をこらした
なんだか気持ち悪い不規則な動きをしていた
頭がありえない方向にぐにゃぐにゃ曲がってる人間?だった
「おい、なんだよあれ」友達が悲鳴をあげた
その声に反応して黒い影がぴくりと動いた
そして、「うふふ」という甲高い笑い声をあげてだんだんこっちに近付いてきた。
逃げなきゃいけない。と思ったけどまるで地面と足が引っ付いたような感じで動けなかった
「こ…校長先生?!」友達がこう叫んだ
驚くことにその正体は3年前に亡くなった高校時代の校長だったのだ
校長はものすごいスピードでこっちに猛ダッシュしてきた
と、そこまでが俺が記憶しているまでである。俺は目が覚めたら病院のベッドにいた
そばにいた看護師が「気がついたのね」というと外にでていってしまった
一体何が起こったんだ・・・俺は少し混乱していた。
少し休憩すると、幾分落ち着いてきた。そして、ふと疑問が浮かんだ。
「友人は何処だ?」嫌な予感がした俺は急いで友人の携帯に電話をかけようとしたが
携帯電話の電源が切れているのか使えなかった。それほど時間がたったのだろうか?
ふと腕時計を見ると 午後8時をまわっていた。あの時からずいぶん時が過ぎていたようだ。
少ししてから両親と、見知らぬ2人の男が入ってきた。
両親が心配した様子で話しかけてきた。そこから他愛のない話を二言三言交わしたがどうも様子がおかしい。
後ろに立っている男二人が何も話さない。両親に尋ねても怪訝な顔をして聞き返してくる。
訳が分からない。その後両親が帰ってしまった。しかし、男たちは依然としてそこにいる。
374 :本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:23:01.39 ID:mwhtFwyZ0
続き

突如、携帯が鳴った。表示を見るとそこには友人の名前があった
すぐさま電話に出ると友人は恐ろしい剣幕で
「お前勝手にどこ行ったんだよ!」と怒鳴った
友人の話によると、俺が突然車を降り独りでどっかに歩いて行ったとのこと。
黒い影のことを話しても友人はそんなもの見ていないと言った。
俺が「じゃあ今お前どこにいるんだよ?」と聞くと友人はこう答えた
「どこって、校長室に決まってんだろ。」その言葉を最後に電話が切れた。
視界の隅で何かが蠢いた。正体は分かっている。あの男たちだ。
見てはいけない。見てはいけない。
俺は半ば発作的に そばにあったペンで両目を突き刺した
痛みで意識が朦朧とする中、
声が聞こえてきた
「じつにバカな人だ、ここに来なければ、死なずに済んだのに」
死ぬ?俺が? 絶望していると頼もしい声が聞こえた。
「やれやれ、まだぽわうふふの呪いが生きていたとはな」
この声は…寺生まれのTさんの声だ
「破ァ!」
黒い男たちは消え去った
「絶好調な呪いだったな。校長だけに」Tさんはそう言うと去っていった。
寺生まれってスゲェ・・・改めてそう思ったその時、隣から肩をポンとたたかれた。
 
375 :本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:23:24.79 ID:mwhtFwyZ0
続き

「―○○さん!!聞こえますか!?!?」
「―308号室の○○さんが大変です!!
今意識が戻りました早く先生を!!」
看護師たちの声だ。
今のは一体…?何が起こっているのかわからず、辺りを見回すと違和感がある。ぼやけていて、何がなんだかよくわからない。
目をこするために腕をあげようとした時、俺は気付いた。
体が動かない…。
すると母らしき声の女性が入ってきて俺に大丈夫かと声をかけた。
後から話を聞くと、俺はトンネルに入るところで車に轢かれて病院に運び込まれ、3日も意識がもどらなかったらしい。
そして俺は気になった。
「あの、友達は・・・?」






「お 前 の 後 ろ に い る け ど ?」




 

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374 :本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:23:01.39 ID:mwhtFwyZ0
続き

突如、携帯が鳴った。表示を見るとそこには友人の名前があった
すぐさま電話に出ると友人は恐ろしい剣幕で
「お前勝手にどこ行ったんだよ!」と怒鳴った
友人の話によると、俺が突然車を降り独りでどっかに歩いて行ったとのこと。
黒い影のことを話しても友人はそんなもの見ていないと言った。
俺が「じゃあ今お前どこにいるんだよ?」と聞くと友人はこう答えた
「どこって、校長室に決まってんだろ。」その言葉を最後に電話が切れた。
視界の隅で何かが蠢いた。正体は分かっている。あの男たちだ。
見てはいけない。見てはいけない。
俺は半ば発作的に そばにあったペンで両目を突き刺した
痛みで意識が朦朧とする中、
声が聞こえてきた
「じつにバカな人だ、ここに来なければ、死なずに済んだのに」
死ぬ?俺が? 絶望していると頼もしい声が聞こえた。
「やれやれ、まだぽわうふふの呪いが生きていたとはな」
この声は…寺生まれのTさんの声だ
「破ァ!」
黒い男たちは消え去った
「絶好調な呪いだったな。校長だけに」Tさんはそう言うと去っていった。
寺生まれってスゲェ・・・改めてそう思ったその時、隣から肩をポンとたたかれた。
 
375 :本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:23:24.79 ID:mwhtFwyZ0
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「―○○さん!!聞こえますか!?!?」
「―308号室の○○さんが大変です!!
今意識が戻りました早く先生を!!」
看護師たちの声だ。
今のは一体…?何が起こっているのかわからず、辺りを見回すと違和感がある。ぼやけていて、何がなんだかよくわからない。
目をこするために腕をあげようとした時、俺は気付いた。
体が動かない…。
すると母らしき声の女性が入ってきて俺に大丈夫かと声をかけた。
後から話を聞くと、俺はトンネルに入るところで車に轢かれて病院に運び込まれ、3日も意識がもどらなかったらしい。
そして俺は気になった。
「あの、友達は・・・?」






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