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墓場まで持っていくつもりだった話より
今日がおばあちゃんの命日だと思い出したので、久々に墓参りに行こうと思った。
そんなに遠くないし、いい天気で暖かかったので歩いて向かった。
途中のコンビニで供え物におばあちゃんの好物だったポカリスエットを買った。
しばらく歩いてたんだけど、すごくのどが渇いて我慢できなくなったので
思わずその場でポカリスエットを一気に飲みほそうとしたその時、
「そこまでだ!!」
声のしたほうを見るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが。
「破ァ!!」という気合いとともに放たれた青白い光弾は
俺の持っていたポカリスエットのペットボトルに命中し、ペットボトルは粉々に砕け散った。
「やれやれ、大切なお供え物をうっかり飲んでしまうところだったな」と言い放つTさん。
俺が買った物なんだから俺の勝手にさせろよ、と言い返そうかとも思ったが
俺自身に破ァされたらこわいので黙っていた。
Tさんはペットボトルの破片に少しだけ溜まったポカリスエットをすすっていた。
そんなに飲みたかったなら、言ってくれればあげたのに。
寺生まれってときどきイミフだ。改めてそう思った。
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