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寺生まれのTさんまとめ@オカ板
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【2024/11/25 (月) 02:26】 |
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無題
NONAME
姉は寺生まれじゃねぇのかよww

無題
NONAME
「破ぁ!!」
という叫びと共にあいつの掌から青白い光弾が飛び出した。
「ば、馬鹿な…何故分かった!」
そう、私はTの姉を装った悪霊だったのだ。
「忘れていたが俺に姉貴は居ない、貴様何者だ!!」
そう叫び、降魔の三鈷剣を抜き放つT。
「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン…」
印を結びながら火界呪を唱えるT。すると三鈷剣の刀身が青白い光に包まれ、やがて青白い光は炎となる。
「全ての邪を焼き尽くす不動明王の炎、全ての迷いを断ち切る不動明王の剣…二つが合わさり、あらゆる魔軍を打ち破る!!!破ぁあああああああ!!!!!!!!!」
紅蓮の炎の斬撃が私を真っ二つに切り裂く。
薄れゆく意識の中、寺生まれってすごい…そう思い、私は昇天した。


無題
NONAME
「まったく、面倒事は…いつも私に回ってくる…」
そう呟きながら警察署に辿り着いた。これで、何回目だろうか。
いや、何十回、何百回だろうか。我が愚弟が警察の世話になるのは…。

「お疲れ様です」
「ご苦労様です」
私には理解し難い尊敬の眼差しを送ってくる警察官に
私はあいつの引き取りに来た旨を伝える。
携帯を片手に待ち時間を潰してるとあいつのムカつく笑い声が聞こえてきた。
私は、声のした方向を見る。

その時だった、あいつは私と目が合うなり
「破っ!!」
と、叫び手から青白い光弾を出した。私はすかさず、
その光弾に向けて光弾を放つ。
そして、あいつのみぞおちと股間にもう一発ずつかました。

股間に手を当てて悶えるあいつ。
「寺生まれだろうが、何だろうが他人様に迷惑をかけるな。
あと、この前お前が壊した民家のガラス窓の修理代たて替えておいた。
今すぐ私に3割増しで返せ。少しでも、私の意に反する事をすれば、
お前の黒歴史バラすぞ?」

「・・・・・・破ぁ~」

きっと反省したのだろう。とても、悲しそうに財布を見つめるあいつ。
私はあいつの財布から紙幣をすべて抜き取った。
しかし、このままだとあいつの懐が寒そうだから、昨日あいつが見てたと思われる
エロ本3冊分の感想を書いた原稿用紙30枚をこっそり入れておいた。
さて、臨時収入も入ったことだし、今日のおやつはハーゲンダッツの
ストロベリーアイスにしよう。
寺生まれの弟って色んな意味で楽しめる存在だなと、私は思った。

「破ぁ!!」
という叫びと共に、悶えているはずのあいつの声が逆方向からし、青白い光弾が飛び出した。
「ば、馬鹿な…どういうことだ!何故分かったァァ!」
そう、私はTの姉を装った悪霊だったのだ。
「忘れていたが俺に姉貴は居ない、貴様何者だ!!」
そう叫び、腰に帯びていた降魔の三鈷剣を抜き放つT。
「坊主如きが図に乗るなァァァ!!」
私は叫んだ。しかし…そのときだった。
「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン…」
火界呪を唱えるT。すると三鈷剣の刀身が青白い光に包まれ、やがて青白い光は炎となる。
「全ての邪を焼き尽くす不動明王の炎、全ての迷いを断ち切る不動明王の剣…二つが合わさり、あらゆる魔軍を打ち破る!!!破ぁあああああああ!!!!!!!!!」

「き、貴様…噂に聞く伝説の退魔師だったか!!ぐああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

紅蓮の炎の斬撃が私を真っ二つに切り裂く。
薄れゆく意識の中、寺生まれってすごい…そう思い、私は不浄な部分が清められ、昇天した。

「貴様もだ!俺の名を騙り、悪事を働こうなど…不届き万全!!」

「どういうことだ?Tが二人いる…?」
私は天からもだえていたTともう一人のTを見つめながら呟いた。

「クハハハ、寺生まれのTってなぁお前だったかい伝説の退魔師さんよ」

不気味に笑いながら先程まで悶えていたTが、降魔の三鈷剣を構えたTに近づく。

するとそのとき、悶えていたTが黒い獣のような姿になる。

「ようやく正体を現したか…影鬼(エイキ)!!」

影鬼?人に化けて悪事を働く妖魔…成程、影鬼の仕業だったのか。

「っあれは何だ!?」

「馬鹿っやめろ!!」

Tの制止も聞かずに警官が影鬼に向かって銃を発砲する。だが影鬼は放たれた銃弾をいとも簡単に掴み、警官に向けて弾き飛ばす。


Tが警官を弾き返された銃弾から守るように影鬼に立ちふさがり、掌から銃弾大の光弾を放った.

すると、Tの光弾は銃弾を飲み込み、影鬼に着弾する。

「くっ…」

影鬼は光弾により怯んだ。

「破ぁぁぁぁ!!!!!!!」

先程とは比べ物にならない大きさの青白い光弾がTの両手から放たれる。

「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!」

影鬼はその光弾によって、灰になって消えた。

「あ、ありがとうございました!!今までの悪行の数々はこの化け物の仕業なんですね…申し訳ありませんでした!!」

警官が深々と頭を下げながらTに言う。

「いや、いいよ、こいつに気づけなかった俺が悪いんだからな」

そういうとTは微笑を浮かべて帰っていった。

寺生まれってすごい、あれほど強力な霊撃を放っておきながら疲れを全く見せないT…いや、Tさんを見て尊敬と畏怖の念を込めて思った。


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759 :本当にあった怖い名無し:2009/06/30(火) 23:43:35 ID:V0cr4Je6O

「まったく、面倒事はいつも私に回ってくる…」
そう、呟きながら警察署に辿り着いた。これで、何回目だろうか。
いや、何十回、何百回だろうか。我が愚弟が警察の世話になるのは…。

「お疲れ様です」
「ご苦労様です」
私には理解し難い尊敬の眼差しを送ってくる警察官に
私はあいつの引き取りに来た旨を伝える。
携帯を片手に待ち時間を潰してるとあいつのムカつく笑い声が聞こえてきた。
私は、声のした方向を見る。

760 :本当にあった怖い名無し:2009/06/30(火) 23:52:28 ID:V0cr4Je6O

その時だった、あいつは私と目が合うなり
「破っ!!」
と、叫び手から青白い光弾を出した。私はすかさず、
その光弾に向けて光弾を放つ。
そして、あいつのみぞおちと股間にもう一発ずつかました。

761 :本当にあった怖い名無し:2009/06/30(火) 23:57:26 ID:V0cr4Je6O

股間に手を当てて悶えるあいつ。
「寺生まれだろうが、何だろうが他人様に迷惑をかけるな。
あと、この前お前が壊した民家のガラス窓の修理代たて替えておいた。
今すぐ私に3割増しで返せ。少しでも、私の意に反する事をすれば、
お前の黒歴史バ・ラ・す・ぞ・?(はぁと」

762 :本当にあった怖い名無し:2009/07/01(水) 00:00:53 ID:MIM6Pt/7O

「・・・・・・破ぁ~」

きっと反省したのだろう。とても、悲しそうに財布を見つめるあいつ。
私はあいつの財布から紙幣をすべて抜き取った。
しかし、このままだとあいつの懐が寒そうだから、昨日あいつが見てたと思われる
エロ本3冊分の感想を書いた原稿用紙30枚をこっそり入れておいた。
さて、臨時収入も入ったことだし、今日のおやつはハーゲンダッツの
ストロベリーアイスにしよう。
寺生まれの弟って色んな意味で楽しめる存在だなと、私は思った。
 

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【2009/07/02 (木) 07:38】 | 【寺生まれって】Tさん1破ぁ!!目【スゴイ】 店、施設
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無題
NONAME
姉は寺生まれじゃねぇのかよww

無題
NONAME
「破ぁ!!」
という叫びと共にあいつの掌から青白い光弾が飛び出した。
「ば、馬鹿な…何故分かった!」
そう、私はTの姉を装った悪霊だったのだ。
「忘れていたが俺に姉貴は居ない、貴様何者だ!!」
そう叫び、降魔の三鈷剣を抜き放つT。
「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン…」
印を結びながら火界呪を唱えるT。すると三鈷剣の刀身が青白い光に包まれ、やがて青白い光は炎となる。
「全ての邪を焼き尽くす不動明王の炎、全ての迷いを断ち切る不動明王の剣…二つが合わさり、あらゆる魔軍を打ち破る!!!破ぁあああああああ!!!!!!!!!」
紅蓮の炎の斬撃が私を真っ二つに切り裂く。
薄れゆく意識の中、寺生まれってすごい…そう思い、私は昇天した。


無題
NONAME
「まったく、面倒事は…いつも私に回ってくる…」
そう呟きながら警察署に辿り着いた。これで、何回目だろうか。
いや、何十回、何百回だろうか。我が愚弟が警察の世話になるのは…。

「お疲れ様です」
「ご苦労様です」
私には理解し難い尊敬の眼差しを送ってくる警察官に
私はあいつの引き取りに来た旨を伝える。
携帯を片手に待ち時間を潰してるとあいつのムカつく笑い声が聞こえてきた。
私は、声のした方向を見る。

その時だった、あいつは私と目が合うなり
「破っ!!」
と、叫び手から青白い光弾を出した。私はすかさず、
その光弾に向けて光弾を放つ。
そして、あいつのみぞおちと股間にもう一発ずつかました。

股間に手を当てて悶えるあいつ。
「寺生まれだろうが、何だろうが他人様に迷惑をかけるな。
あと、この前お前が壊した民家のガラス窓の修理代たて替えておいた。
今すぐ私に3割増しで返せ。少しでも、私の意に反する事をすれば、
お前の黒歴史バラすぞ?」

「・・・・・・破ぁ~」

きっと反省したのだろう。とても、悲しそうに財布を見つめるあいつ。
私はあいつの財布から紙幣をすべて抜き取った。
しかし、このままだとあいつの懐が寒そうだから、昨日あいつが見てたと思われる
エロ本3冊分の感想を書いた原稿用紙30枚をこっそり入れておいた。
さて、臨時収入も入ったことだし、今日のおやつはハーゲンダッツの
ストロベリーアイスにしよう。
寺生まれの弟って色んな意味で楽しめる存在だなと、私は思った。

「破ぁ!!」
という叫びと共に、悶えているはずのあいつの声が逆方向からし、青白い光弾が飛び出した。
「ば、馬鹿な…どういうことだ!何故分かったァァ!」
そう、私はTの姉を装った悪霊だったのだ。
「忘れていたが俺に姉貴は居ない、貴様何者だ!!」
そう叫び、腰に帯びていた降魔の三鈷剣を抜き放つT。
「坊主如きが図に乗るなァァァ!!」
私は叫んだ。しかし…そのときだった。
「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン…」
火界呪を唱えるT。すると三鈷剣の刀身が青白い光に包まれ、やがて青白い光は炎となる。
「全ての邪を焼き尽くす不動明王の炎、全ての迷いを断ち切る不動明王の剣…二つが合わさり、あらゆる魔軍を打ち破る!!!破ぁあああああああ!!!!!!!!!」

「き、貴様…噂に聞く伝説の退魔師だったか!!ぐああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

紅蓮の炎の斬撃が私を真っ二つに切り裂く。
薄れゆく意識の中、寺生まれってすごい…そう思い、私は不浄な部分が清められ、昇天した。

「貴様もだ!俺の名を騙り、悪事を働こうなど…不届き万全!!」

「どういうことだ?Tが二人いる…?」
私は天からもだえていたTともう一人のTを見つめながら呟いた。

「クハハハ、寺生まれのTってなぁお前だったかい伝説の退魔師さんよ」

不気味に笑いながら先程まで悶えていたTが、降魔の三鈷剣を構えたTに近づく。

するとそのとき、悶えていたTが黒い獣のような姿になる。

「ようやく正体を現したか…影鬼(エイキ)!!」

影鬼?人に化けて悪事を働く妖魔…成程、影鬼の仕業だったのか。

「っあれは何だ!?」

「馬鹿っやめろ!!」

Tの制止も聞かずに警官が影鬼に向かって銃を発砲する。だが影鬼は放たれた銃弾をいとも簡単に掴み、警官に向けて弾き飛ばす。


Tが警官を弾き返された銃弾から守るように影鬼に立ちふさがり、掌から銃弾大の光弾を放った.

すると、Tの光弾は銃弾を飲み込み、影鬼に着弾する。

「くっ…」

影鬼は光弾により怯んだ。

「破ぁぁぁぁ!!!!!!!」

先程とは比べ物にならない大きさの青白い光弾がTの両手から放たれる。

「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!」

影鬼はその光弾によって、灰になって消えた。

「あ、ありがとうございました!!今までの悪行の数々はこの化け物の仕業なんですね…申し訳ありませんでした!!」

警官が深々と頭を下げながらTに言う。

「いや、いいよ、こいつに気づけなかった俺が悪いんだからな」

そういうとTは微笑を浮かべて帰っていった。

寺生まれってすごい、あれほど強力な霊撃を放っておきながら疲れを全く見せないT…いや、Tさんを見て尊敬と畏怖の念を込めて思った。


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この記事へのコメント
無題
姉は寺生まれじゃねぇのかよww
2011/03/02(水) 14:59 |   | NONAME #4fa9603b52[編集]
[管理者用 返信]

無題
「破ぁ!!」
という叫びと共にあいつの掌から青白い光弾が飛び出した。
「ば、馬鹿な…何故分かった!」
そう、私はTの姉を装った悪霊だったのだ。
「忘れていたが俺に姉貴は居ない、貴様何者だ!!」
そう叫び、降魔の三鈷剣を抜き放つT。
「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン…」
印を結びながら火界呪を唱えるT。すると三鈷剣の刀身が青白い光に包まれ、やがて青白い光は炎となる。
「全ての邪を焼き尽くす不動明王の炎、全ての迷いを断ち切る不動明王の剣…二つが合わさり、あらゆる魔軍を打ち破る!!!破ぁあああああああ!!!!!!!!!」
紅蓮の炎の斬撃が私を真っ二つに切り裂く。
薄れゆく意識の中、寺生まれってすごい…そう思い、私は昇天した。
2011/03/02(水) 15:08 |   | NONAME #4fa9603b52[編集]
[管理者用 返信]

無題
「まったく、面倒事は…いつも私に回ってくる…」
そう呟きながら警察署に辿り着いた。これで、何回目だろうか。
いや、何十回、何百回だろうか。我が愚弟が警察の世話になるのは…。

「お疲れ様です」
「ご苦労様です」
私には理解し難い尊敬の眼差しを送ってくる警察官に
私はあいつの引き取りに来た旨を伝える。
携帯を片手に待ち時間を潰してるとあいつのムカつく笑い声が聞こえてきた。
私は、声のした方向を見る。

その時だった、あいつは私と目が合うなり
「破っ!!」
と、叫び手から青白い光弾を出した。私はすかさず、
その光弾に向けて光弾を放つ。
そして、あいつのみぞおちと股間にもう一発ずつかました。

股間に手を当てて悶えるあいつ。
「寺生まれだろうが、何だろうが他人様に迷惑をかけるな。
あと、この前お前が壊した民家のガラス窓の修理代たて替えておいた。
今すぐ私に3割増しで返せ。少しでも、私の意に反する事をすれば、
お前の黒歴史バラすぞ?」

「・・・・・・破ぁ~」

きっと反省したのだろう。とても、悲しそうに財布を見つめるあいつ。
私はあいつの財布から紙幣をすべて抜き取った。
しかし、このままだとあいつの懐が寒そうだから、昨日あいつが見てたと思われる
エロ本3冊分の感想を書いた原稿用紙30枚をこっそり入れておいた。
さて、臨時収入も入ったことだし、今日のおやつはハーゲンダッツの
ストロベリーアイスにしよう。
寺生まれの弟って色んな意味で楽しめる存在だなと、私は思った。

「破ぁ!!」
という叫びと共に、悶えているはずのあいつの声が逆方向からし、青白い光弾が飛び出した。
「ば、馬鹿な…どういうことだ!何故分かったァァ!」
そう、私はTの姉を装った悪霊だったのだ。
「忘れていたが俺に姉貴は居ない、貴様何者だ!!」
そう叫び、腰に帯びていた降魔の三鈷剣を抜き放つT。
「坊主如きが図に乗るなァァァ!!」
私は叫んだ。しかし…そのときだった。
「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン…」
火界呪を唱えるT。すると三鈷剣の刀身が青白い光に包まれ、やがて青白い光は炎となる。
「全ての邪を焼き尽くす不動明王の炎、全ての迷いを断ち切る不動明王の剣…二つが合わさり、あらゆる魔軍を打ち破る!!!破ぁあああああああ!!!!!!!!!」

「き、貴様…噂に聞く伝説の退魔師だったか!!ぐああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

紅蓮の炎の斬撃が私を真っ二つに切り裂く。
薄れゆく意識の中、寺生まれってすごい…そう思い、私は不浄な部分が清められ、昇天した。

「貴様もだ!俺の名を騙り、悪事を働こうなど…不届き万全!!」

「どういうことだ?Tが二人いる…?」
私は天からもだえていたTともう一人のTを見つめながら呟いた。

「クハハハ、寺生まれのTってなぁお前だったかい伝説の退魔師さんよ」

不気味に笑いながら先程まで悶えていたTが、降魔の三鈷剣を構えたTに近づく。

するとそのとき、悶えていたTが黒い獣のような姿になる。

「ようやく正体を現したか…影鬼(エイキ)!!」

影鬼?人に化けて悪事を働く妖魔…成程、影鬼の仕業だったのか。

「っあれは何だ!?」

「馬鹿っやめろ!!」

Tの制止も聞かずに警官が影鬼に向かって銃を発砲する。だが影鬼は放たれた銃弾をいとも簡単に掴み、警官に向けて弾き飛ばす。


Tが警官を弾き返された銃弾から守るように影鬼に立ちふさがり、掌から銃弾大の光弾を放った.

すると、Tの光弾は銃弾を飲み込み、影鬼に着弾する。

「くっ…」

影鬼は光弾により怯んだ。

「破ぁぁぁぁ!!!!!!!」

先程とは比べ物にならない大きさの青白い光弾がTの両手から放たれる。

「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!」

影鬼はその光弾によって、灰になって消えた。

「あ、ありがとうございました!!今までの悪行の数々はこの化け物の仕業なんですね…申し訳ありませんでした!!」

警官が深々と頭を下げながらTに言う。

「いや、いいよ、こいつに気づけなかった俺が悪いんだからな」

そういうとTは微笑を浮かべて帰っていった。

寺生まれってすごい、あれほど強力な霊撃を放っておきながら疲れを全く見せないT…いや、Tさんを見て尊敬と畏怖の念を込めて思った。
2011/03/19(土) 12:34 |   | NONAME #4da9f6d11e[編集]
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