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431 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 10:45:46 ID:jUGff9po0
そのときであった
「破ぁッ!!」
突如後方から放たれた青白い光が中国での報道を映し出す大画面の液晶モニタを吹き飛ばす
「危うく騙されるところだったな」
突然の出来事に茫然とした俺の背後に寺生まれで霊感の強いTさんの姿があった
「え、Tさ。。。ん?」
唖然と呟く俺の問いかけに「よっ、久しぶりだな」と屈託のない笑みを返すTさん
「それにしても中共どもめ、わざわざ俺の偽者を用意していたいけな少女を
利用してまで俺の評判を落としにかかってくるとはな。
やはり中共の幹部連中にはチベットでのあの一件がお気に召さなかったようだな」
そう嘯いてニヤリと不敵な笑みを見せるTさんに「チベットの一件って。。。Tさん、
あんた中国まで行って一体何をしてきたんだよ!」とツッコミを入れようとしたが、
突っ込んだら負けのような気がして口元まででかかった言葉を飲み込む俺だった
「それよりもTさん、今壊した俺の液晶モニタって弁償してくれるんで。。。」
「おっと、また事件が俺を呼んでいるようだ。じゃあ、またな! 破っ!!」
俺が言い終わるより先に窓の外に向かって手先から青白い光弾を撃ち出して
それに飛び乗って逃げるように去っていくTさんだった
寺生まれだろうとちゃんと弁償させてやる、逃げるときに壊した窓ガラスの分も含めて
損害額がいくらになるかを計算しなきゃなと俺は思った
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