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406 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/05/18(月)3:55:44 ID:lq+X4LWG0
俺が中学生の時の話。
その日学校終わった後、友達のA、Bが家に遊びに来てて、まあ普通の話してました。
俺の部屋は二階。
日が沈んだ頃に、そろそろ帰るか~て二人が話始めた時、
バァンと物凄い勢いで部屋の扉が開いた。
ひぇええ!?て固まってたら、そこに立っているのは寺生まれで霊感の強いTさんだった。
TさんはBを静かに睨みつけて(てゆーか、Tさん、アンタどこから入ってきたんだよ!)、
「…猫13匹。クソガキ、お前どうすんだそいつら。
もう体出来始めてるぞ。」て一言。
瞬間、部屋の中が電気はそのままなのに薄暗くなって、
生乾きの犬からするような、生臭い臭いが充満した。
おええって口押さえて屈み込んだら、Bの足元に見えた。
もう内臓とか全部ぶちまけたような、三毛だの黒だの茶色だのの
血にまみれたグッチャグッチャの死体。本当にグロテスク。血の泡まで浮いてるし。
「おい、お前二度とうちに来るなよ。」
Tさんが言い捨てて扉を閉めていなくなると、不思議な事にもとの俺の部屋に戻った。
顔面蒼白のAと顔を見合わせていたら、Bが床にへたり込んで言った。
「良いストレス解消法だったんだ…。なんか、
甘えてくる猫を残酷な方法で殺せば殺すほどスッキリして…。」
立ってる俺からはBの表情は見えなかったけど、その背中は震えてた。
Bは真面目君を絵に描いたような奴で、
普段優しいしとてもそんな事をするような奴には見えなくて、
心の底からゾッとしたのを覚えてる。
その後はBと何となく疎遠になった。
それから徐々にBの様子もおかしくなりだして、
独り言をブツブツ言ったりとか壁に向かって謝ったりとか。
顔つきも憔悴しきっておっさんみたくなってたし。
中2の春にやつは転校してしまったんでその後は知らない。
最近になって、Tさんにあれは何とか出来なかったのかって聞いた。
「何とでもなったけど、面倒くさいだろ。」
とシラッと言われて、俺はBや猫の怨念(?)よりも、
勝手に俺の部屋に入ってくる寺生まれのTさんの方が怖いと思った。
俺が中学生の時の話。
その日学校終わった後、友達のA、Bが家に遊びに来てて、まあ普通の話してました。
俺の部屋は二階。
日が沈んだ頃に、そろそろ帰るか~て二人が話始めた時、
バァンと物凄い勢いで部屋の扉が開いた。
ひぇええ!?て固まってたら、そこに立っているのは寺生まれで霊感の強いTさんだった。
TさんはBを静かに睨みつけて(てゆーか、Tさん、アンタどこから入ってきたんだよ!)、
「…猫13匹。クソガキ、お前どうすんだそいつら。
もう体出来始めてるぞ。」て一言。
瞬間、部屋の中が電気はそのままなのに薄暗くなって、
生乾きの犬からするような、生臭い臭いが充満した。
おええって口押さえて屈み込んだら、Bの足元に見えた。
もう内臓とか全部ぶちまけたような、三毛だの黒だの茶色だのの
血にまみれたグッチャグッチャの死体。本当にグロテスク。血の泡まで浮いてるし。
「おい、お前二度とうちに来るなよ。」
Tさんが言い捨てて扉を閉めていなくなると、不思議な事にもとの俺の部屋に戻った。
顔面蒼白のAと顔を見合わせていたら、Bが床にへたり込んで言った。
「良いストレス解消法だったんだ…。なんか、
甘えてくる猫を残酷な方法で殺せば殺すほどスッキリして…。」
立ってる俺からはBの表情は見えなかったけど、その背中は震えてた。
Bは真面目君を絵に描いたような奴で、
普段優しいしとてもそんな事をするような奴には見えなくて、
心の底からゾッとしたのを覚えてる。
その後はBと何となく疎遠になった。
それから徐々にBの様子もおかしくなりだして、
独り言をブツブツ言ったりとか壁に向かって謝ったりとか。
顔つきも憔悴しきっておっさんみたくなってたし。
中2の春にやつは転校してしまったんでその後は知らない。
最近になって、Tさんにあれは何とか出来なかったのかって聞いた。
「何とでもなったけど、面倒くさいだろ。」
とシラッと言われて、俺はBや猫の怨念(?)よりも、
勝手に俺の部屋に入ってくる寺生まれのTさんの方が怖いと思った。
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