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中学の頃、カッコいいと思って、怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて
「っぐわ!…くそ!…また暴れだしやがった…」
とか言いながら息をを荒げて
「奴等がまた近づいて来たみたいだな…」なんて言ってた
クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると
「っふ…邪気眼を持たぬ物にはわからんだろう…」
と言いながら人気の無いところに消えていく
テスト中、静まり返った教室の中で
「うっ…こんな時にまで…しつこい奴等だ」
と言って教室飛び出した
柔道の授業で試合してて腕を痛そうに押さえ相手に
「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」
とかもやった体育の先生も俺がどういう生徒が知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了
毎日こんな感じだった
でも、やっぱりそんな痛いキャラだとヤンキーグループに
「邪気眼見せろよ!邪気眼!」とか言われても
「…ふん…小うるさい奴等だ…失せな」とか言ってヤンキーたちを
逆上させてスリーパーホールドくらったりしてた、
その時は何時も腕を痛がる動作で「貴様ら…許さん…」って一瞬何かが取り憑いたふりして
「っは…し、静まれ…俺の腕よ…怒りを静めろ!!」と言って腕を思いっきり押さえていた
そうやって時間稼ぎして休み時間が終わるのを待った、その時
「破ァ!!」
という声とともに眩い光弾が飛んできた。そして、一瞬でヤンキーたちは砕け散った
光弾が飛んできた先を見ると隣のクラスのTが居た…後にクラスの奴から聞いたが、
実家は寺らしい 「…邪気眼弐式封印と参式封印の複合型か…懐かしいな…小学校の時、
親父に一通り叩き込まれたよ…」
と俺の腕の包帯を見て、ワケの分からんこと言い、再び「破ァ!」と叫んだ
すると包帯は光輝き、腕から解き放たれ、天へ登っていった…
「誰だが知らんが、生兵法は怪我の元だぜ?今度から気を付けるんだな…」
そう言って去って行ったTの腕には古びた包帯とともに夥しい数の札が貼り付いていた…
寺育ちの凄まじさを、俺はその時初めて知った…
次の時間、俺は進路希望調査用紙に「寺生まれの漢」と迷わず書いた
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でも、やっぱりそんな痛いキャラだとヤンキーグループに
「邪気眼見せろよ!邪気眼!」とか言われても
「…ふん…小うるさい奴等だ…失せな」とか言ってヤンキーたちを
逆上させてスリーパーホールドくらったりしてた、
その時は何時も腕を痛がる動作で「貴様ら…許さん…」って一瞬何かが取り憑いたふりして
「っは…し、静まれ…俺の腕よ…怒りを静めろ!!」と言って腕を思いっきり押さえていた
そうやって時間稼ぎして休み時間が終わるのを待った、その時
「破ァ!!」
という声とともに眩い光弾が飛んできた。そして、一瞬でヤンキーたちは砕け散った
光弾が飛んできた先を見ると隣のクラスのTが居た…後にクラスの奴から聞いたが、
実家は寺らしい 「…邪気眼弐式封印と参式封印の複合型か…懐かしいな…小学校の時、
親父に一通り叩き込まれたよ…」
と俺の腕の包帯を見て、ワケの分からんこと言い、再び「破ァ!」と叫んだ
すると包帯は光輝き、腕から解き放たれ、天へ登っていった…
「誰だが知らんが、生兵法は怪我の元だぜ?今度から気を付けるんだな…」
そう言って去って行ったTの腕には古びた包帯とともに夥しい数の札が貼り付いていた…
寺育ちの凄まじさを、俺はその時初めて知った…
次の時間、俺は進路希望調査用紙に「寺生まれの漢」と迷わず書いた