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444 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/05/21(木) 01:02:12 ID:/HNJR5L00
北部ピチット県で、タイ人の母親と死に別れた小学校4年の
テラダ・ケイゴ君(9)が1枚の写真を頼りに日本人の父親、
Tさん(仮名)を探していることがタイと日本のマスコミに大きく取り
上げられていたが、16日、ケイゴ君はピチット県庁から
父親が見つかったとの連絡を受けた。
その時、ケイゴ君はうれしさのあまり、身体を振るわせて号泣したという。
同県のソムチャイ県知事によれば、在タイ日本大使館よりケイゴ君の叔母、
パタマさんに、父親が見つかり連絡も可能、との連絡が入ったという。
さらに、Tさんが同大使館を通じて、今、来タイすることができないため、
ケイゴ君にバンコクに出てきてもらい、そこで国際電話を通じて
話をしたい旨を伝えてきたとのことだ。
これに対して、同県知事は、「できれば直接、ピチット県に電話をかけてきてほしい。
そのために、モニターに映る顔をお互いに見ながら話ができるようビデオ会議室と
通訳を準備する。ただ、可能なら今すぐに来タイしてほしい」と話した。
一方、ケイゴ君の叔母、パタマさんによれば、「Tさんがタイに来ることができないことを
知ってから、ケイゴは、『父さんは僕のことを愛していない』といって泣いており、
誰とも口をきこうとしない」とのことだ。
「私たちは何もいらない。ケイゴの小さい時から愛情をもって養育してきた。
ケイゴが父親を捜してきたのは、他の子どもと同じように父親がほしかっただけ。
Tさんには1バーツたりとも要求しようと思わない。
ケイゴに顔をみせ、そして抱いてほしいだけ」とパタマさん。
ケイゴ君も、「父さんがタイに来てくれないことを知って、残念でたまらない。
お父さんにぜひ、伝えてほしい。『僕はずっとお父さんのことが恋しかった。
お父さんを愛している』と。僕はなにもいらない。
ただ、お父さんを抱きたいだけ」と涙を流しながら語った。
さらに、「僕はお父さんがほしい。そうすれば、学校のみんなから、
『親なし子』とからかわれることもなくなる。
むしろ『寺生まれの息子』と皆に自慢できる」とも話していた。
これに対してTさんはマスコミに「昔(バックパッカー時代)の
火遊びのツケがきやがったぜ。破ぁ・・・」
とひとりごちていたという。